世の中には二種類の人間がいる。
「公式が用意したエロシーンで満足する人」と、「公式が全くそんなつもりで描いてない場面にエロを感じてしまう人」だ。
私は間違いなく後者。
湯気もなければパンチラもない、そんな健全なアニメを観ていても、気付けば脳内に謎のフィルターがかかり、「…今の、ちょっとエロくない?」と勝手に変換してしまう。
今回はそんな**『公式は悪くない、でも俺の脳が勝手にそう見えちゃう』現象**を集めた、くだらなすぎる記事である。
1. スポーツアニメの汗まみれタオル
汗拭いてるだけなのに、なぜか妙に生々しい。
しかもスローで描かれたら最後、視線はタオルじゃなく肌の水滴に吸い寄せられる。
水分補給の飲み方が豪快なだけで「…あっ」となる人、挙手。
2. 日常系アニメの買い食いシーン
たい焼きをパクっと食べる瞬間、口元にクリームが付く。
普通は「可愛い!」で終わるのに、私の脳内では**“妙に艶っぽい”**に変換される。
特にソフトクリームをゆっくり舐めるカットは、監督に確信犯説を唱えたいレベル。
3. バトル中の服のほころび
服破れは狙いとしても、問題は公式が破く気ゼロの時。
ちょっとした裂け目や裾のめくれで、「あれ?見えそうで見えない…」と勝手に集中力が切れる。
戦闘の緊張感? 知らん。俺は今そこに全神経を注いでいる。
4. 普通の泣き顔
感動のクライマックス、涙が頬を伝うカット。
本来は泣ける場面なのに、「あ、今の吐息と涙の組み合わせ、妙に色っぽくない?」と思ってしまい自己嫌悪。
でも脳は正直。感動とエロは同居できる。
5. キャラがしゃがむ瞬間
落としたものを拾うだけ。
しかし角度によってはとんでもない視覚的ご褒美が訪れる。
健全なアニメ制作陣に謝罪しつつ、ありがとうと言いたい。
まとめ
本当にエロを作っているのは制作スタッフではない。
脳内で勝手に変換してしまう視聴者側だ。
この能力は誇るべきか、封印すべきか分からないが、一度このフィルターを身につけたら、もう健全な視聴には戻れない。
今日も私は、全くエロくないアニメを見ながら、「…ふぅ」とため息をつくのである。
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